講話やスピーチで人を惹きつけることができる話ってどんなもの


人を惹きつる話し方の条件

講演やセミナー、スピーチ、挨拶で、人を惹きつけることができる方がいますよね。上の写真の講師は、表情からも、楽しそうに話していることがわかりますよね。

どうしたら、惹きつける話し方ができるのでしょうか。相手の話に惹きつけられる時って・・・

「うんうん。そうそう、わかる~!」

「あるある。」

「なるほど、そういう意味ね。」

「こんなことだったのか~。知らなかった。」

「今度、友達にもこの話してみよう。」

と思ってもらえる話には、共通点があります。わかりますか?

それらの共通点は、ズバリ・・・。

「共感」と「気づき」

があるということです。

もちろん、これだけではなく、話の合間に笑えるような話を取り入れることも大切です。聴いている人が楽しむことができます。

でも、目指すところは「笑える話」をするのではなく、「共感」と「気づき」のある話ができるということです。それは、話の内容にきちんと伝えたいことを盛り込むということです。

相手が、あなたの話を「おもしろい」と思うのは、あなたの話が単に「面白かった」「笑えた」ということではなく、「ためになった」と思うからこそ「おもしろかった」と感じるのです。

「うんうん」「あるある」という感覚を引っ張り出そう!

聞いている人からすると、全く共感出来ない話だと、どんなに素敵な言葉を並べても、面白いとも何とも感じないのです。では「共感する話」とは、どんな内容なのでしょうか。

あなたは、これまでにたくさんの方々の話を聞いてきたことでしょう。その中に、心に残っている話や、面白かった話、よく理解できた話はどのようなものでしたか?

自分の身の周りにも起こりうる出来事だったり、想像できるような日常的な話から「うんうん。」「あるある。」というような気持ちになったでしょう。この気持ちが「この人の話は面白いな!」ということになるのです。

「あるある話」ってどんなもの

「面白い」と思われる話は、単に笑える話ということではなく、基本的には「ためになった」という話です。聞き手の事を考え、共感できるような内容の話ができれば、人は話に惹きつけられていきます。

あなたの話に惹きつけられるということは、相手はあなたの話を真剣に受け入れているという状態です。

この状態は、あなたの講座やスピーチから何か自分が変わることができるヒントが得たいと思っているということなのです。

セミナーや講座、講話を聞きに来ているという時点で、相手は、今の状態から何かしらステップアップしたい、良い変化をしたい、心が豊かになれるような感動がほしいという人が多数です。

この方々の心を惹きつけることができる話をしたらよいのです。

「あるある話」を見つける方法は、簡単です。自分のこれまでに生きてきた経験を振り返ってみましょう。

その中に、あなたが話したい、伝えたいと考えている内容とリンクしている経験はなかったでしょうか。

例えば。子育て世代に向けて話をする場合、テーマは「こどものサポートに入る時には、タイミングがある。」としましょう。

ここで、延々と言葉だけで話すのではなく、聞いている人が想像できるような視点での話をもってくるのです。

何気ない話から・・・。

「私は、ジャニーズの嵐のファンです。嵐の一人一人ということではなく、五人揃った嵐としての活動がすきなのです。いくらでも応援していますが、この応援するタイミングもしっかりとあるわけです。今年は、それぞれに映画やドラマに大活躍の一年でした。私は、個々の応援もその映画公開のタイミングで力を入れています。応援するということは、サポートするということにもなるんです・・・。サポートということは、どのタイミングで行うか見極めなければいけません。闇雲に応援、サポートしても意味が無いのです。」

(ちなみに、嵐ファンなのは、私の娘と私の美人な友人です。笑)

というように、自分の事も織り交ぜつつ話をしていきます。もちろん、構成立ては必須です。思いつきで話が出来る人はいません。構成立てが難しいと悩んでいる方は、こちらからご相談ください。

このように、身近にある生活の中から、これまでの経験からの話の中に「あるある。」「うんうん。そうだよね。」「わかる~その気持ち。」「あ。そうなんだ~!だからか~!」という

「共感」と「気づき」

があるのです。あなたの話の中には、この「共感」と「気づき」がありましたか?これから、話をするときには、「共感」と「気づき」を意識して、相手の心を惹きつけましょう。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

宏洲千秋(ひろしまちあき)。

 

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