こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。
今回は「講師になる準備」についてお伝えします。
セミナーや講座を開きたいと考えている人は少なくないでしょう。でも、どうしたらいいのか分からないという人も多いです。
自分に出来る事は何かを確認する
まだ、何のセミナーや講座を開きたいのかを考えましょう。何か自分が得意な事があって、それを困っている人たちに伝えることで、解決の糸口にしてほしいという想いがあるはずです。それを自分のセミナーや講座につなげていく準備をしましょう。
そして、参加してくれる方達のことを具体的に考えます。その人の基本情報から、悩みや解決への手立てなどできるだけ詳しく書き出してください。そうすることで、あなたのセミナーや講座の参加者のイメージが沸いてきて、自分の想いがしっかりと確立してきます。
ここまでで、お分かりのようにセミナーや講座というものは、講師側が単に「やってみたい!」と思った事を始めるのではなく、参加者に「受けたい!」と思われるようなセミナーや講座を作らないといけないということです。「やってみたい!」だけのセミナーや講座は、講師の自己満足の世界なだけです。必ず参加者の事を考えてください。
セミナーや講座の構成を立てる
構成を立てるなんていうと身構えてしまう方もいらっしゃると思いますが、伝えたいポイントがいくつかあると思うので、それを伝えるための「順番を決める」「流れを決める」ということです。ここをしっかり作り上げることができなくて、困っている講師がたくさんいます。また、作り上げているつもりになっている講師もいます。
構成を立てたら、伝えたいポイントに関連する話を準備します。ここでする話は、あなたの経験したことの中から、失敗したことや感動したこと等を選ぶと参加者は共感を得ることができ、親しみやすさや信頼関係が構築できます。どこからか持ってきた話や聞いた事のある話には、とても敏感で評判が悪いです。気をつけましょう。また、セミナーや講座の度に同じ話を繰り返すのもやめましょう。
ここまでできたら、もう講師としてスタートできる準備が半分整いました。自主開催でいいので、どこか会場を見つけて小規模のセミナーを行ってみましょう。そこから、反省点が見つかり課題点も分かってきます。反省点や課題点が見つかると次回の開催が楽しみになります。
宏洲千秋
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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