「価格設定が難しい」という声はよく聞きます。
自分の商品(サービス)の価格設定って難しいですよね。特に、これから起業すると決めた方にとっては、「何を基準にどのように決めたらいいのかわからない。」と少し頭を悩ませているかもしれません。
そんな方に今回のブログでは、価格設定の3つのポイントについてお伝えします。
実際に、起業して間もない方の話ですが、一日5000円でサービスを提供したところ・・・朝6:30から夜の10:30までという労働時間だったことがあるという話を聞いたことがあります。
その人はどうしたかというと・・・。やむなく価格設定変更を行いましたが、その後はそのお客様からのご利用はなかったようです。
ということは・・・残念ながら、あなたの商品に惚れ込んで購入したのではなく低価格の部分にだけ魅力を感じて購入していたということになりますね。価格設定を変更して、価格設定が上がってもそのままお客様が付いてきてくれるとは限りません。
はじめの内は、「私の商品(サービス)の価格ってこんなものかな・・・。」と、比較的安い価格をつける傾向があります。はじめに「安すぎる価格」で設定すると、後から値上げすることが難しくなってしまいます。
そこで、これから起業をすると決断した方は、以下の3つのことから自分で選び、自分の商品(サービス)に価格を設定してみてください。
1 ライバルの商品(サービス)から価格を設定する
あなたが起業すると決めた、その商品には同じようなことで、すでに商売を始めている「ライバル」の存在がいるはずです。そのライバルのコンテンツや価格を調べて参考にしてみましょう。
ライバルと同じくらいの価格設定を行うか、ライバルよりも少し価格を上げて自分のコンテンツの充実を図りましょう。相場を知らないと、低価格を設定してしまいます。この時に気を付けることは、「結果を出している人」を参考にすることです。
2 原価から価格を設定する
原価を出し、その原価に対して利益を付けて価格を設定する方法です。カフェやラーメン店等の飲食業、ハンドメイド作家さん等で使われる設定方法です。
例えば・・・
1つ100円の材料費のガーゼハンカチを250円で販売します。
250円(売上)ー100円(材料費)=150円(利益)
このガーゼハンカチが売れないので、3つで500円で販売することにしました。
500円(売上)ー300円(材料費)=200円(利益)
すぐに3つは売れました。売上も上がりました。でも、利益は大きくは変わりません。3つ作らないと売ることができないので、これまでよりも忙しくなり、1つの商品が完成するには時間も3倍かかります。
いかがでしょうか。どんな価格設定をしていくのがよいのか考えてみましょう。ちなみに、値段は、技術料も含まれているということも頭に入れておいてくださいね。
3 お客様のニーズから価格を設定する
お客様となる方が、「いくらなら購入してくれるか」ということを基にして価格設定をする方法です。特に。自分の商品(サービス)がきちんとして目に見えないモノで商売をしている場合は、この方法が有効的です。この方法は、プラスαとして、自分の時給の設定もしておきましょう。
例えば、カウンセリング・コーチングなど、お客様の悩みを解決するような仕事を始める場合です。
「このくらいの価格でいいかな・・・。」と簡単に考えて価格設定をするのではなく、上の3つの方法を参考にきちんと考えて価格設定をすることが望ましいです。
「今は、景気が安定しないから安く設定しよう。」
「安い価格の商品が売れる。」
「良い価値があるとわかっていても、その価値にお金を支払う地域性ではない。」
といった、間違った思い込みも外してください。
少々、高い価格設定すると言うことは、何も悪いことではありません。安さで勝負することもあると思いますが、個人事業主の場合、大手企業には負けます。安いか買うだからといって、あなたの商品(サービス)のファンが増えるわけではないのです。
良いと思われる商品(サービス)は、少々価格が高くても売れるのです。(しかし必ずしも、価格を高く設定した方がよいという意味ではありません・・・。)
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ひろしまちあき。
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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