こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。
今回は「セミナー講師の学び」についてお伝えします。
↑平成29年4月に開催した宮崎でのセミナーの様子です。写真の中の講師は、株式会社城岡プロモーション代表 城岡崇宏氏。素晴らしい学びを得る事ができた二日間でした。
人気セミナー講師でも、他のセミナーに参加して学んでいる
どういうことかを簡単に言いますと、人気のあるセミナー講師も自己流ではないということです。
セミナーや講演会に参加したら「この講師、学んでいないな。」と言うのがよく分かりますよね。
「あなた、他のセミナーや講演会に参加したことはありますか?」と聞きたくなります。それほど、内容がめちゃくちゃなのです。自己流で進めていこうという考えが丸見えです。今更、誰かからセミナーの事を学ぶ事が恥ずかしいという変なプライドがあるのでしょうか。下手なセミナーや講演会をしている方が恥ずかしいという事に気がついていないのでしょうね。残念です。
人気講師であればあるほど、いろんなところで学んでいます。自分主催のイベントやセミナーだけではなく、自分以外の主催のイベントやセミナー講演会等に出かけていき、他の人の話し方や動き、セミナーや講演会の内容、流し方等について学んでいるのです。参考文献から得られる学びとは別に、現場でしか得られない学びを深めています。
他のセミナーに参加することは、メリットだらけ
参加したセミナーや講演会がとても良いものだったというものであれば、学びも深く両手を挙げて万々歳なのですが、たとえ、ハズレでつまらないものだったとしても、そこには学びがあるのです。つまらないセミナーや講演会にどんな学びがあるの?と思うかもしれませんが、そのつまらないセミナーや講演会でも、「話の流れは良かった。」「講師の声は良かった。」「講師の表情が良かった。」「配布された資料が良かった。」等、必ず良い点があるあずです。すべてにおいてイマイチだったという講師や講演会はないです。あったとしても・・・「どうしてこんなにつまらないのだろうか。」「なぜ。伝わって来ないのだろうか。」「私なら、話の流れをこうする。」「タイトルは、もっと響くような言葉を使うのに。」というように、自分なら・・・と自分のセミナーに置き換えて改善する点も見えてきます。
ここまでで、いかがでしょうか。他のセミナーに参加することは、メリットだらけだということに気づいたでしょうか。
良い講師からも、そうでない講師からも学びがある
どうしても、あの講師は生理的にダメ・・・ということでは無い限り、他の講師のセミナーに参加しましょう。これから講師を目指そうと考えている方、まだ講師になって1~2年という初心者講師であれば、なおさらです。自己流ではうまくいきません。どんなことでも学びにつなげていきましょう。
そう考えると、他のセミナーや講演会に出るのが楽しくなってきませんか?学びになるのですから。自分のセミナーや講演会の良いヒントを得られるわけですから。
今では、無料や安価のセミナーや講演会もありますので、参加してみてください。ただし、自己開催なのに無料や安価というものであれば、あまり期待しない方がいいかもしれません。所詮、その程度の内容だと考えて参加する気持ちでいましょうね。
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