アンケートの意味
セミナーや勉強会では、必ずと言っていいほど「アンケート」がありますね。アンケートは、次回のセミナーや勉強会開催のための大事なものとなります。
参加者が知り合いの場合は、良いことしか書いていないこともありますが(「わかりませんでした」なんて書きにくいですもんね)、ここで注目して欲しいのは、改善点を書いてある場合です。
改善点が書いている場合、それはありがたいアドバイスだと思って素直に受け止めてください。
「よくわかりました」
「明日から実践します」
「大変勉強になりました」
という感想をいただくのは嬉しいけれど、
「○○のところをもう少し詳しく知りたいです」
「具体例を教えてほしいです」
と書かれていた方が嬉しくないですか?
そのセミナーや勉強会の内容で、ここの部分が浅かったのだな、ここで具体例を提示したらもっと理解が深まるのだなと、次回の改善点が見えるわけです。
詳しく知りたいという方には、後日時間を設けてきちんとお答えすることで、個人の契約につながるかもしれません。
「ありがとうございます」だけで終わるアンケートは、その内容を半分も理解していないことがあります。
アンケートの2つの取り方
セミナーや勉強会の終了後、
①アンケート用紙を配布する
②メールで回答してもらう
①の場合は、回収率が高くなりますがアンケート記入の時間を確保しなければなりません。時間の確保が少ないと、きちんとした回答や感想をいただけない場合があります。
②の場合は、セミナーや勉強会終了後、参加者は自宅で振り返るきっかけにもなりますので、より記憶に残し行動を促すことにもなります。この場合は、アンケート回収の期日をきめておかないと回収率が悪くなります。
アンケートの内容の例
アンケートには、記名・無記名があります。記名だと本音で書かない方もいますが、無記名だと後日のフォローができません。
どちらにするのか、よく考えましょう。
ちなみに私は、どんなアンケートでも無記名の場合でも記名しています。
下に挙げた例は、私が開催したセミナーでのアンケート内容の一部です。
① 名前 → 記名 無記名 どちらでも
② メールアドレス → 後日のフォローや次回開催のお知らせに役立ちます。
③ このセミナー(勉強会)をどのようにして知りましたか?
ブログ・フェイスブック・メルマガ・友人の紹介・クチコミ・その他( )
④ どんなことで悩んでいましたか?
⑤ その悩みは、今回のセミナーで解決できましたか?
⑥ もっと詳しく知りたいと思った項目はありませんでしたか?
⑦ 今後どのような内容のセミナーを希望しますか?
⑧ このアンケート結果を公開しても良いですか?
はい ( 実名 イニシャル 顔写真 )
いいえ
(↑これ全てがいいという訳ではありません。)各項目の改行の幅も考えて変えてくださいね。
お客様の声となるアンケート
公開できるお客様の声となるアンケートは、ぜひ公開してください。しかし良いことばかり書いている「お客様の声」ってありますよね。それ本当?知り合いばかりじゃないの?なんて思われることもあります。
どのようなお客様の声の公開が一番信用されやすいのでしょうか。
1 実名+顔写真+直筆
2 実名+顔写真
3 仮名+写真
4 仮名+直筆
となります。動画もあるとよいですね。動画はなかなかokしてくださる方が見つからないかもしれませんが。信頼関係が成り立っている間柄であれば動画も了承してくださるかもしれません。
「アンケートとってなかったわ」と言う講師の方は、すぐ準備にとりかかってくださいね。
アンケートは貴重なお客様の声が聞こえる大事なものなのです。
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。
宏洲千秋(ひろしまちあき)
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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