１ セミナー・講演会でアンケートは二つある
セミナーや講演会を行う時に、二種類のアンケートをとっていると思います。
一つは「事前アンケート」もう一つは「事後アンケート」です。
今回は「事後アンケート」についてお伝えします。
事後アンケートには、基本的なものを記載する項目とこちらが知りたい（情報を得たい）項目を組み合わせています。
２ アンケートから知りたい情報はどんなこと？
あなたはどのような情報を得たいですか？
例えば･･･
○ 今回のセミナー・講演会の内容はあなたの問題解決の手がかりになったか。
○ 今回のセミナー・講演会の内容で分かりにくかったところはないか。
○ 今回のセミナー・講演会の内容でもっと深く知りたかったことはどこか。
○ 今回のセミナー・講演会の内容で一番心に残ったことは何か。
○ 今回のセミナー・講演会の内容以外でどのような内容のセミナー・講演会に興味があるか。
○ セミナーイベントがあったら、お知らせしてほしいか。
ということを知りたいと思いませんか？
この項目の中で、一番大切な情報は「今回のセミナー・講演会の内容で分かりにくかったところはないか。」ではないでしょうか。
３ 評価･･･
この「今回のセミナー・講演会の内容で分かりにくかったところはないか。」という項目は、今後のセミナー内容の見直しに大事なポイントです。
この項目には、低い評価が書いてある事もあるでしょう。
しかし、それはあなたが飛躍するために大切なことが書かれているのです。「低い評価があったら凹むよ～。」なんて言ってませんか。凹んでいる場合じゃありません。
実は、その低い評価の内容こそゲットしたかった情報なんですよ。なんてありがたい事なんでしょう。ありがたい。ありがたい。
どうしてかと言うと･･･（言わなくても分かっていると思いますが。）
あなたのセミナー・講演会の改善点を教えてくださっているんです。自分自身では、気づくことができなかったことです。
「言葉が難しくて、途中分からなくなった。」と書いてあれば、次のセミナーでは専門用語を遣うことは極力避ける。
「もっと身近な話をしてほしい。」と書いてあれば、自分の経験談や失敗談を内容に取り入れる。
「話が長い。」と書いてあれば、一つ一つの話の内容を簡潔に伝える。
「面白くなかった。」と書いてあれば、どのような順番でどのように話したら楽しいセミナー・講演会になるのかを考える。
といったように、次のセミナー講演会をもっと良いものにするためのステップアップができる情報だとありがたく受け取りましょう。このような情報をいただけるなんて、ラッキーなのですから･･･。
４ まとめ
セミナー・講演会の事後アンケートの評価は気にしましょう。
ただし･･･。凹んではいけません。自分が飛躍できるための情報を頂いたと感謝しましょう。
最後までおよみくださり、ありがとうございます。
宏洲千秋（ひろしまちあき）
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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