「仲間作り」は、どんなお仕事の方でも共通して言える最も大切なことです。今回は、セミナー作りのお話から少し離れて「仲間作り」についてお伝えします。
上の写真は、私が住んでいる鹿児島県鹿児島市の西田校区で発足した「ニシダノミカタ」というコミュニティです。ちょっとだけ説明させていただきますと、この「ニシダノミカタ」は、「の味方」「の見方」「の三方」「呑みかた(鹿児島では、飲み会のことを「呑んかた(呑みかた)」と言います。)定期的に集まって情報交換をしたり、個々で繋がってコラボでお仕事をしたり、互いに助け合ったりしています。
私は、元教師でした。鹿児島県内を何年かおきに引っ越していろんな地区で勤務しました。この鹿児島市内は4地区目で、今年で鹿児島市内在住5年目です。平成27年度までは教師だったので、同じ学校内で学校職員が児童生徒や保護者の為に同じ行事や目標に向かって働いており、協力し合う、すぐに相談し合える関係が当たり前のようにできていました。
平成28年度から、個人で働くことをスタートさせ非常に難しいと思ったのは「仲間作り」でした。なぜなら、今まで学校の先生繋がりか保護者、自分の子どもの同級生の保護者、学生の頃からの友達しか周りにいなかったからです。職場に行けば同じ職種で、自然と仲間がいる環境があったので、個人で働くことで「仲間を作る」ことの難しさを知ったのです。どこに行ったら出逢えるの?という感じ。これまでは学校という場があったので・・・。しかも、私は「人見知り・・・」なのです。(というと、「は?」という声も聞こえて来そうですが。)
教師時代には、フェイスブックもほとんど投稿はしませんでした。(学校の事を投稿することは、ほとんど無いですし。週末の家族のことくらいだったような気がします)友達限定で公開し友達リクエストも友達のみに設定し(と言うことは、友達が増えないように敢えてしていた状態)フェイスブックでは、ごく限られた繋がりの中の交流でした。と、この文章を読むと、なんて狭い繋がりだけでかわいそうにと思われるかも知れませんが、その当時は私にとってベストな環境だったんですよね。私の仕事のフィールドは学校でしたから。
個人でお仕事をさせていただくようになり交流の場が増え、たくさんの方々と繋がるようになりました。その繋がりも、異業種なので本当に学びになるし、なんていったって楽しい!・・・と表現しますが、前職が楽しくなかったというわけではありません。これまでの繋がりでは、経験できないことを味わっているのです。そして、別の楽しみもあり別の悩みもあり・・・。悩みを解決する方法もまた、これまでとは違う目線でのアドバイスをいただいたり、行動を起こしたり。
さて、今回のブログのテーマにさせていただきました。イベントを開催する時に、なぜ仲間が大事なのでしょうか。こんなアイディアがあるんだけど1人では出来ないよな~。誰か手伝ってくれないかな~。と思ったとしても、誰に伝えたらよいのでしょう。仲間を作ろうと思っても「信頼する・される」という共通の想いがないと、なかなかできませんよね。ただの知り合いにはなれたとしても・・・。仲間になるには、お互いがお互いを信頼し、共感し、協力し合い、応援し合える関係性が重要です。その関係の見極めも重要です。そしてその関係性は上下関係はありません。仲間は、師弟関係ではないのです。一方的な片思いでも成り立ちません。
「人見知り」の私が、どのようにして仲間をみつけることができたのか。仲間となれた人とは、お互いに自己開示ができたことが一番の秘訣でした。よくいませんか?質問ばかりして聞き出しておいて、自分の事は話さない人。(就職試験の面接じゃないっつうの!(笑))相手が、こういうタイプだとなかなか自己開示できません。お互いに、自己開示できると親近感が生まれます。親近感が生まれると、共感する部分を多く見つけることができ、同じ想いなんだという安心感から信頼することができてきます。先にもお伝えしましたが、お互いの信頼関係が成り立ってこそ、仲間になれるのです。やりたいと思っている「目的や目標」が同じであるかどうかもポイントです。
私は今、上の写真のコミュニティで繋がった方々とイベント開催に向けて動き出しています。「こんなのあったらいいよね。」から始まって「いいね~それ。」「企画してみよう!」とサクサクッと動き出しています。何人かで集まって、個性を持ち寄ると素晴らしい案が面白いように出てくる出てくる!これまでに無いような企画になりました。1人の頭の中にあったアイディアを誰かに話すことで、それを開催できるまでのパワーになるって素晴らしい!
やっぱり、1人じゃないってありがたい。仲間がいるって心強い。
私が小学生の頃のNHK教育の道徳番組の主題歌に「ひとりぼっちはつまらない。誰とでも仲間になって仲良しになろう~♪」という歌詞があったのを覚えています。このブログを書きながら、この歌を思い出して口ずさんでしまいました。
今回は、あくまでもイベント開催をする場合の話でした。いつでもどんなことも仲間と一緒に、というわけではありません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
宏洲千秋
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