「起業」する時に、何も考えずに漠然と「今日から、個人で頑張ります!!!」とスタートさせた人はいないと思います・・・。
これから起業をしたいと考えている方は、まだ何をどう考えて準備をしたらよいのかわからないという方のために、お伝えしますね。
商品(サービス)が確定したら、あなたの「お客様(見込み客)」となる人をしぼっていきます。
その人は、男性?女性?・何歳代の前半?後半?・職業はなに?・あなたの商品に、月にどのくらい使えるお金がある?・その人の趣味は?等々、たくさんの項目をだして、あなたのお客様をなる方をじっくりとイメージしてみましょう。
例えば、あなたが美容師さんで、自分のサロンを開業したいと考えた時に・・・
自分のサロンに来てくださる方は、30代前半の女性で会社員。パーマやカラー・カット等で、毎月では無いけれど2~3か月に1度、来店してくれる。一回の利用で15000円前後のメニューを選んでくださる。趣味は、カフェ巡りで週末に彼氏や友達とドライブしながら楽しんでいる様子。まだ独身で実家暮らしである・・・
というように具体的に決めていきます。
そして、このお客様は「何に対しての悩みがあるのか」というところにもフォーカスします。
このお客様や、自分のサロンに来てくださるお客様の多くは、「くせ毛で悩んでいる人」と設定した場合、あなたはしの「くせ毛の悩みを解決する美容師さん、サロン」ということになります。
このように設定することで、あなたの発信の仕方に工夫が見られるようになりますね。
そうです。あなたのサロンは「くせ毛の方の悩みを解消するサロン」なのですから、その方々に向けた発信をすればよいということです。
すると、どのようなことが起きると思いますか?
「何でもできますよ。どんな方でもいらしてください。」という発信をしているサロンAと「くせ毛でお悩みの方は、艶・コシのあるサラサラの髪に変化します。」という発信をしているサロンB、新規のお客様はどちらが増えていると思いますか?
当然、くせ毛で悩んでいる方はサロンBへ迷いなくいきますよね。では、くせ毛で悩んでいないお客様は、サロンAへ行くでしょうか・・・。「何でもできる」と言われても、これといった「うり(強み)」が感じられないサロンに行く人は、あまりいないでしょう。
というように、自分のお客様となってくれる方をきちんとしぼってビジネスの戦略を立てている起業女性の方が、幅広い層を狙っている起業女性よりも成功している方が多く見られます。
Cさんは「リラクゼーションサロン」を個人で営んでいます。Cさんは、このように話してくださいました。
「自分のサロンの【お客様の質】は保ちたい。どんな方でもいらしてください。というようなことも言いたくないし、来て欲しいとは、思いません。あくまでも、私のお客様となってくださる方の【お客様の質】には、とことんこだわりたい。」
これでいいです。しっかりとした、自分のお客様になってくださる方のイメージをきちんともっていることで、サロンのブランディングにも活きてきます。
あなたは、あなたのお客様をきちんとしぼりますか?それとも、幅広い層を狙っていきますか?
30分間の無料相談を受け付けています。「起業スタート」に向けて相談したいことがありましたら、ぜひ一度、私にご連絡ください。お待ちしております。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ひろしまちあき。
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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