こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。
今回は「初心者講師のためのセミナーシナリオの作り方」についてお伝えします。
自分のセミナーのシナリオを作成したら思考がスッキリしてくる
セミナーを開催することが決まったら、早速自分のセミナー内容の再確認をしましょう。ただ頭の中でイメージして確認をすれば良いということではありません。どのように確認をするかというと・・・。
セミナーの内容を全て箇条書きにして書き出します。
それを3つの部屋に分けます。3つの部屋は「序論(はじめ)」「本論(中)」「結論(おわり)」に分けています。その3つの中のどの部屋に入るのか、またどんな順番で入るのかを考えながら入れてください。
それが終わったら、講師(自分)の動きや立つ位置や注意点を書き出します。例えば、自己紹介の時には、前方中央に立つ。参加者一人一人の顔を見ながら、ゆっくりと話す。など実際の動きを書き出します。
次に、今書き出した項目の時間を決めます。だいたい何分で話すかということです。
「序論(はじめ)」:自己紹介をする。1名前 2この仕事を選んだ理由や経歴等を話す 3趣味・特技を話す
注意点:参加者全員から自分の顔が見えるように前方中央に立って話す。できるだけ一人一人と目が合うように全員の顔を見ながら話す。時間10分。
というように、「本論(中)」「結論(おわり)」も同じように書いていきます。
ここまでできたら、ほぼ完成です。
ポイントに合った「ネタ」の準備をする
大切なのはポイントに合った「ネタ」ということです。ポイントとずれていると、話が大きく脱線してしまって大事なセミナーポイントに戻る時に途切れ途切れになってしまい、ちぐはぐな印象を受けます。
有名人や芸能人や歴史上の人物の話を「ネタ」として入れ込みたい時には、1セミナー1人の話で十分です。大事なのは、あなたのセミナーのポイントであって、有名人の話ではないからです。たくさんの有名人たちの話をしてしまうと「どこかで聞いた話ばかりでつまらない。」「誰かの受け売りの話ばかりだ。」と思われ、大事なあなたのセミナーのポイントも受け売りだと誤解されてしまう可能性があります。他の人の話よりも、自分の経験したことの話や失敗した時の話の方が参加者の心に響きます。
「ネタ」も3つの部屋の中に箇条書きで書き入れておきます。
そうすると、だいたいのシナリオが完成します。いかがでしょうか。文字にすると、セミナーの流れがよりよくイメージできると思いませんか?このように、簡単なシナリオ作りを試してみてくださいね。
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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