セミナー終盤の質問タイムで何もでなかったときに講師はどうしたらよいのか

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「質問タイムで何も無かったときの対処法」についてお伝えします。

質問タイムなのに質問がでないということは・・・

あなたのセミナーが完璧で、参加者全員がセミナー内容に納得した!!ということではないようですよ。

質問タイムでは質問が出た時こそ、参加者の心に響いた、反応があったということです。質問タイムで「もっと知りたい。」「あの説明の補足が欲しい。」など、積極的な言葉や質問がでた場合は、セミナーの内容が参加者の立場に立って考えられていたということになります。

逆に、質問タイムなのに何も質問されない。反応がない。というのは、セミナー内容を見直さないといけないかもしれません。参加者の求めていることと、セミナー内容がリンクしていない可能性があります。

ある講演会での質問タイムでの出来事でした。やっぱりなかなか質問者がいなかったのです。すると会場の真ん中付近からやっと、質問するための挙手がありました。その質問者は、なんとセミナーを運営しているスタッフだったのです。なかなか質問がでなくて、講師に気を遣ったのかもしれませんね。いわゆる「さくら」です。質問の一人目というのは、なかなか挙手しにくい所もあるので、一人目の「さくら」を皮切りにどんどん質問が出てくれば良かったのですが、二人目の質問者は、あらわれませんでした。またまた主催者側の関係者が二つ目の質問をしました。三人目・・・やっぱりいません。はい。そこで質問タイムは終了。予定よりも早い時刻で、講演会も幕を閉じました。

この講演会の内容が良すぎて、質問が出なかったのでしょうか。私は、そうは思いませんでした。セミナーのタイトルと内容の不一致、ゴール設定の甘さ、セミナーの構成、時間配分・・・考えて作られたものだとは、残念ながら言い難い。こんな講師もいるんだなとガックリきました。

質問タイムで、質問が出るということは素晴らしいことです。

セミナーで質問タイムに質問がが出ないという状況で「さくら」もいなくて、この場をどうにかしたい!!と思った時には、こちらから質問してみましょう。

例えば「セミナー内でポイントを3つお伝えしましたが、あなたの生活のどんな場面で取り入れられそうですか?」「過去に、似たような経験はなかったですか?」「これから、どんな変化を遂げたいと思われましたか?」というような質問をすると、「はい。」「いいえ。」で終わる質問内容ではないので、その人の想いが言葉で出て来ます。

この時に「今日の感想を発表してください。」はNGです。それは「ありがとうございました。」と言われるのを期待しているのと同じです。面と向かって「今日のセミナーは、つまらなかったです。結局何が言いたいのか分かりませんでした。」なんて、他の参加者がいる前で言えるわけがないですよね。

参加者に質問をする時には具体的にどう変化できそうか等、参加者の目線の反応を知ることができるような質問にしましょう。そして、セミナー終了後は、質問が出なかったことに対して反省をし課題点を挙げて、次のセミナー作りをしましょう。

 

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