セミナーの質問タイムでの講師の答え方

 

1 質問タイムの設定

 

 

セミナーや講演会等で、講話が終わった後に「質問タイム」が設定してありますよね。だいたい、20~30分位の時間の設定になっていることが多いと思います。

 

この「質問タイム」では、参加者がセミナーや講演会の内容に対して「もう少し詳しく聞きたい」とか「聞き逃したのでもう一度説明して欲しい」と理由があります。

しかし、参加者の中には初めから講師を困らせようとしている人がいるかもしれません。

困らせようとは思っていないけれど、自分の考えを聞いて欲しいのかもしれません。

 

2 質問タイムでのあるある話

 

 

「質問タイム」でのあるある話をまとめてみました。

例えば

①「先程の説明では、○○ということでしたが、私はそうは思いません。私の考えは、○○で・・・・・・。」と自分の意見をずっと話し出す人

②「今、お付き合いしている方はいらっしゃるんですか?」といった、セミナーや講演会の内容と全く関連していない質問をする人

③「5つ、聞きたいことがあります。」と、1人で何個も質問してくる人

びっくりしますよね。本当にいるんですよ。(笑)

 

3 対応の仕方

 

 

上のような質問があったら、早めに切り上げましょう。どのような対応をすると、場の雰囲気を壊さずに切り上げることができるでしょうか。

①の場合

質問してきた人のプライドもあるでしょうから、ここは全く違う考えの人に真っ向勝負をしてはいけません。

一回、その質問者の意見を受け入れましょう。「それは、違う。」と感じてもです。場の雰囲気を壊さないのことが大切です。ここは、大人の対応をします。他の参加者も、2人のバトルを聞きたくはありません。このセミナー・講演会の印象が「バトル」にすり替わってしまいます。そんな時には、

「ありがとうございました。そのような考えもありますね。これからの研究課題にもなりました。さらに学んでいきたいと思います。」でいいのです。

 

 

②の場合

「は?そんなこと今回の内容にも関係ないし、あなたにも関係ないでしょう。」と言いたくなりますね。(笑)

全然、関係ない質問内容である場合、それをおいしい感じ」セミナーや講演会の内容に絡めることができれば絡めて答えます。(これは相当受け答えに慣れているか、頭の回転が良くないとできないかもしれませんね。)

 

絡めて答えられないときには、ユーモアを交えて答えましょう。

「ありがとうございます。お仕事の上でお付き合いしている方々に支えられて今があります。大変感謝しております。」

「お付き合いしている方って「恋人」ってことでしょうか。「変人」はいますよ。」

「旦那(妻)は、いますが、彼氏(彼女)はいません。作る気もないです。」

と笑いながら、答えましょう。場が和みます。

③の場合

「1人で5つも質問か~~。一気に質問されても質問内容を覚えていられないよ~~。」と瞬時に思いますよね。そんな事にならないように、質問タイムが始まったら一言

「たくさんの方々の質問も受けようと考えておりますので大変申し訳ございませんが、質問はお一人様1つとさせていただきます。後ほど御相談を個別に行って頂けると助かります。」

という案内をしておきましょう。

それでもいくつかの質問をしてきたら、

「ありがとうございます。一つ目のご質問にお答えさせていただきます。時間がございましたら他の方々の質問が終わった後にお答えさせていただきます。また、個別相談も承っておりますので、そちらもご利用ください。」

と言っておきましょう。

 

 

 

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