セミナーや講演会など人前で「伝わる」ように話すコツ

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいています。

今回は「人前で「伝わる」ように話すコツ」についてお伝えします。

↑先月、小学校の体育館で「人権同和教育」について講演会がありました。その時の参加者の様子です。私も、講師の先生は、大勢の皆さんの心をつかみ感動を与えてくださいました。素晴らしい講演会でした。

1 使わない方がよい用語

あなたの話の内容は、わかりやすいでしょうか。あなたにとって、わかりやすいということではありません。わかりやすいということは、参加者全員にとってわかりやすいかどうかということです。

では、どのようにわかりやすく話したらよいのでしょうか。まず、4つの使わない方がよい用語について挙げます。

○専門用語は使わない。「先日の会議では、ブルーオーシャン戦略を用いることに決定しました。」※ブルーオーシャン=競争のない未開拓の市場。

○省略語は使わない。「昨日は、このセミナーのMTGがありまして、かなり内容を濃くしてきました。」※MTG=ミーティング。(テレビに出てくるあの人みたいですね・・・笑)

○カタカナ用語は使わない。「社長がコミットできなければ、社員もコミットしない。そんな会社を信用できますか?」※コミット(メント)=責任を伴う約束、決意表明。

○差別用語は使わない。(ご自分でお調べください。)

上記の用語を頻繁にセミナーや講座、講演会もしくはプレゼンなどで使っていませんか?自分が普段から使っているような言葉は必ずしも相手が理解出来るというものではありません。難しい専門用語等は、わかりやすい言葉に変えて話すだけで相手に伝わることにつながります。

2 整理しよう

あなたの「伝えたい」ことを整理してまとめましょう。話の内容が、まとまっていないと相手には理解されません。せみなーや講座、講演会プレゼンなどで、理解されないとだんだん聞いてもらえなくなります。それが何度も続くと、聞いている人たちから「あの人の話は分からない。」「あのセミナーはよくない。」「あの人がやるプレゼンは退屈だ。」というような悪い評判が立つこともあります。どんなに中身がよくても、伝わらないともったいないですよね。

どのように整理したらよいのでしょうか。答えは簡単です。伝えたい事を、そのまま書き出せばいいのです。そうすることで、無駄な部分や付け加えないといけない部分が明確になってきます。また、「1使わない方がよい言葉」でもお伝えしましたが、そのような用語を使っていることに気づくこともあります。

3 自分の言葉で話す

本に載っていたことや他人の功績を、あなたのセミナーや講座、講演会、プレゼン等で話す場合には、1つの場において1つだけにしておきましょう。(一場一例です。ちなみに私が作った造語です。笑)

以前、「教育について」の講演会に出かけたことがありますが、その講師は、有名人の話ばかりしていました。その講演会に参加されている方々は「どこかで聞いた事のある話ばかりでつまらなかった。」「講師の経験した話が聞きたかった。」「結局、何が言いたいの。」といった事を口々に話されていました。やはり、自分の経験を自分の言葉で話すことは大切です。

4 簡潔に話す

「伝わる」ように話したいのであれば、簡潔にすることが一番です。参加してくださった方々に、あれもこれもとお話したい気持ちはわかります。ですが、一文が長かったり、例に出した話がくどかったりすると、それだけで聞いている人は疲れます。そして、あまり話の内容を覚えていません。わかりやすく心に残る話をしたいのであれば、簡潔に話すことがベストなのです。

5 まとめ

「話す」ということは、相手がいて成り立つものです。相手のことを考えて話すという事は当たり前の話です。「話す」ことは「おしゃべり」とは違います。あなたの大事なセミナー、講座、講演会、プレゼンで「話す」のであれば、上に挙げた4つのことに気を遣って準備をすることをお勧めします。十分な準備ができている人ほど話し方が(おしゃべりではないですよ)上手な人だと言えるのです。

 

 

 

 

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