セミナーや講演会の「シナリオ」は絶対に作成しよう

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいています。

今回は「セミナーや講演会のシナリオ作成」についてお伝えします。

1 「シナリオ」は絶対に作成しよう

「シナリオ」作りとは、あなたがやりたいと思っているセミナーや講演会等の構成を考えて作成したものをシートに起こすことです。どのタイミングで内容に関連した「ネタ」を話す。どのタイミングで映像やデータを見せる。どのタイミングで参加者へ質問を投げかける。どのタイミングで立ち位置を変える。ということまでしっかりとシートに書いていきます。

2 プロであるからこそ「シナリオ」を作成している

少し考えてみましょう・・・。テレビのドラマ、舞台のお芝居、映画でも「シナリオ」というのはありますね。コマーシャルにでもありますし、お笑い芸人の方々もきちんと構成を考えて「シナリオ」は作っています。学校の授業でも、教師は毎時間の授業の流れを組み立てており、どのタイミングで本時の「めあて」を出す。どのタイミングでワークシートを配布する。どのタイミングで児童生徒に問題解決のヒントを提示する。どのタイミングで本時の「まとめ」をする。というように、全ての授業に対して指導案という名の「シナリオ」を作っているのです。

いかがでしょうか。これから講師として活躍したいと考えている。あるいは、講師として活動を始めて1~2年の初心者講師が「シナリオ」作りをしないなんて甘く考えていた・・・とドキっとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

3 どのように作成するのか

私が行う「伝わるセミナー作り実践講座」の第二回に「改善レポート提出・直接指導」というものがあります。その中で、この「シナリオ」を作ためのワークシートをお渡ししています。そのワークシートに記入していけば「シナリオ」つくりは完成となるわけですが、この講座を受けないで「シナリオ」を書きたいと考えた方は、まずご自分のセミナーや講演会の内容等を書き出してみてください。その後に、どこで「ネタ」を話す。どこで「パワーポイント」を利用する。どこで質問をする・受ける。ということを補足して書き足していきましょう。

4「シナリオ」作成で得られる3つの効果

「シナリオ」を書いてからセミナーや講演会を行った事がある方は、効果についておわかりだと思います。「シナリオ」作成の3つの効果は以下に挙げました。

① 自分のセミナーや講演会の大切なポイントがブレないということ。どうしてもこれだけは声を大にしてでも「伝えたい」「伝わって欲しい」というものがあると思いますが、話している内にだんだん何を伝えたいのか、伝わってほしいのか分からなくなってきた・・・というような自体にならないためにも「めあて」と「まとめ」をしっかりと整理することができます。

② 自分のセミナーや講演会の流れを客観視することができるということです。客観視することで、足りない所や無駄なことが分かります。毎回、セミナーや講演会がある度に作成していけば、前回の振り返りにもなり反省を活かし課題が見つかります。それを修正していくことでよりよいセミナー講演会が行えるようになるのです。

③ 伝えるだけの講師から、伝わる講師になることができます。伝えるというと、ただただ講師の考えや知識、ノウハウを一歩的に参加者へ話をして終わり。参加者にとっては「いい話だったのかもしれないけれど・・・。で、どうしたらいいの。」という状態になってしまっています。伝わる様に話すことができれば、参加者に内容を落とし込み、そして持ち帰っていただいて、講師の想いでもある参加者が良い方向へ進むためにあるべき行動に移すことができるセミナーや講演会を開くことができるようになります。

5 まとめ

いかがでしょうか。「シナリオ」作成をすることで良い効果が生まれることが理解できましたか?先ずは、自分がやりたいと思うセミナーや講演会の内容を書き出すことから始めてみましょう。

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