セミナー中の参加者の集中力を持続させるための工夫

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「集中力を持続させるための工夫」についてお伝えします。

ちょっと心配になってきたことといえば・・・

セミナーを開催することが決まり、セミナーの構成もきちんと立てることができた。後は、セミナー当日をワクワクしながら待つばかり・・・がしかし、急に「参加者が、セミナー中にあくびをしていたらどうしよう。」「反応が無く、上の空だったら・・・。」「寝ていたらどうしたらいいのかな。」なんて不安になったことはありませんか?

身体を動かす活動を取り入れる

参加者の集中力が切れた時、しかも予定していた休憩時間まで、まだ十分に時間の余裕がある。という時には、思い切って「参加者自身が、身体を動かす活動」を取り入れましょう。わざわざ、会場の隅から隅へと移動するような大胆な活動じゃなくてもいいのです。

例えば、セミナーの大事なポイントを、「前に出て来て板書してもらう」という動きです。これは、誰か一人が前に出て板書することで、会場の空気が少し変わります。なぜなら、板書する参加者が前に移動することで、今までとは違う音がすることで意識が向くということ。そして、次は自分が前に出る事になるかもしれないという緊張感が出てくるということがあるからです。前に出て板書してもらうことが難しければ、「ポイントを読んでもらう」でもよいでしょう。

私が、教師だった頃、授業作りの時には45分の授業の中で必ず「身体を動かす活動」を取り入れていました。児童達は、板書することが好きなので喜んで前に出てきていました。板書したことに「はなまる」をつけると大喜びでしたよ。大人になった今でも、「はなまる」をもらうと嬉しいかもしれませんね・・・。

セミナーのポイント以外の「ネタ」の部分で、身体を動かす活動を取り入れる場合では、「せっかく、このセミナーで一緒に学ぶことができるというご縁があったのですから、お隣同士、名前や職業などの話をそれぞれ1分ずつ行ってみましょう。」と参加者同士が自己紹介をする場面を作ってもいいわけです。

集中力が切れる・眠くなる理由は・・・

だいたいが「講師ばかりが、ずっと話している」ということが集中力が切れる理由です。あなたのセミナーは大丈夫でしょうか。どんなに自分から学びたいと思ったセミナーであっても、90分間ずっと集中力を保ち続けるのは難しいことです。その90分の間に「ネタ」を取り入れても、準備してきたその「ネタ」さえも、残念ながら聞いてくれないで寝てしまうということもあります。

ちょっと、会場の雰囲気が重くなってきたな・・・と感じたら、「身体を動かす活動」を取り入れましょう。セミナーの内容を作る時点で、セミナー開始の50~60分あたりに「身体を動かす活動」をあらかじめ設定しておいてもいいかもしれませんね。

 

 

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