受講者に「楽しいセミナーだった」と思われるよりも「役に立った」と思われるセミナーを作ろう

 

 

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

 

今回は「良いセミナーだったと思われるセミナーの作り方」についてお伝えします。

 

良いセミナーとは何かを知る

 

 

あなたは、これまでどんなセミナーに参加したときに

「あ~良いセミナーだったな。」

と心から思いましたか?

 

話が面白かった? 自分が知らない世界の裏話を知った? 有名人の苦労話が聞く事ができた?

 

良かったと思うそのセミナーの後に、あなたはどんな行動をとりましたか?

 

「良いセミナーだった」と「話が面白かった」「有名人の話を聞く事ができた」は必ずしも同じではありません。

 

良いセミナーには、セミナー後に参加者が具体的に行動に移すような「役立つ」ものがあります。

 

「今日のセミナーは楽しかった」よりも「今日の講演は役に立った」と思われるセミナーを作りましょう。

 

例えば・・・

夫婦の関係性が良くなるセミナー(仮)に行ったとしましょう。

Aさんは、普段育児にも家事にも無関心で週末は寝てばかり過ごしている夫との関係をどうにかしたいと思っていたので、このセミナーに参加しました。

このセミナーでは、夫婦間のあらゆる問題の事例を講師が伝え

「家庭では夫婦の在り方はそれぞれ。大丈夫ですよ。」

あるいは、

「育児も家事も手伝わない旦那様の事は、考えないようにしましょう。」

なんて無責任な発言をする講師もいるかもしれません。

もしくは、そこで夫達の悪口大会になって、日頃の鬱憤を晴らすだけの場になるかもしれません。

その時は「そうなんだ。」「あ~スッキリした」と思って帰りますが、家に帰ってからしばらくするとまた夫のことで悩む。

 

これでは、Aさんにとってセミナーに来た意味がないですよね。

 

このような場合は、Aさんのような人がセミナー後に具体的に行動するような案を自分の経験から話します。

「夫婦間の在り方は、人それぞれだと思いますが、どうしても今の現状を変えたいと思うならば、私がやってみて成功した例ですが・・・」

と、自分の経験を取り入れながら、Aさんのような人が具体的に行動を起こすことができるようないくつかの案を話す事が大切です。

 

 

あなたのセミナーに参加する方は、どのようなことで悩み・どう変わりたいのかを真剣に考えて、具体的に行動できるような「役立つ知識」を持ち帰ってもらうことが「良いセミナー」「役立つセミナー」なのではないでしょうか。

 

「話は楽しかったけど。で・・・私は何をしたらいいの???」

と参加者に思われるセミナーをするのは、長くは続きません。自分のセミナー内容を振り返り参加者の立場に立って考えてみましょう。

 

何か一つでも「これならできるかも」と参加者が思うような具体案を準備して、セミナー開催をすると「役立つセミナー」の仲間入りができますね。

 

 

 

 

 

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