「伝わるセミナー」ができたかどうかは、講師には自己判断できない。では、どうしたらいいのか。

 

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「伝わるセミナーができているかどうか」についてお伝えします。

セミナーの評価は、事後アンケートに出ている

自分のセミナーの評価って気になりますよね。「ちゃんと、伝わったかな。」「参加者の求めている事にリンクしていただろうか。」「セミナー後に変化が見られるだろうか。」事後アンケートには、参加者の想いが記載されています。このアンケートを基に次回のセミナーの改善点を見つけていくわけですが・・・。アンケート取っていますか?

アンケートに記載されている内容には「ありがとうございました。心に響きました。また明日から頑張れます。」というような、浅い反応があります。これは、ほとんどその人の心に残っていません。学びにもなっていないことが多いです。もしかしたら、話が右から左にスルーしているかもしれません。「アンケート書かないといけないの?じゃあ。当たり障りのないことを書いておこう。」という考えの人が多いです。

「本当に良いお話を聴くことができました。特に○○の話です。帰ってから実践できるように、○○を意識して△△を実践していきたいです。」と具体的な行動や想いが記載されている場合は、本当にセミナー内容が心に響いて参加者の変化につながったということです。このようなアンケート結果があると嬉しいですね。

そして・・・「結局、何が言いたいのか分からなかった。」「で。私はどうしたらいいの。」「講師の話がつまらない。」「どこかで聞いた事があるような話ばかり。講師の経験した話が聞きたかった。」というアンケートの記載もあります。読むのは辛いかもしれませんが・・・学びになるのは、この辛い内容のアンケートです。ありがたく受け取りましょう。

辛いアンケート結果からの学びとは・・・

読んでいて辛いアンケートには、あなたがセミナー講師としてステップアップするヒントがたくさん書かれています。アンケートを受け取らない・実施していないのは、もったいない話です。

「結局、何が言いたいのか分からなかった。」「で。私はどうしたらいいの。」という内容の場合は、あなたのセミナーのゴールがあやふやだからです。ぼやけているのです。と言うことは、あなたのセミナーに参加する人のリサーチをしていないということになります。どんな人が参加するのか。どんな悩みなのか等、しっかりと参加者のことを把握しておきましょう。

「講師の話がつまらない。」という内容であれば、あなたのセミナーの一番伝えたいポイントでは無く「ネタ」を見直す必要があります。セミナーに「ネタ」は取り入れていますか?「ネタ」とセミナーのポイントは繋がっていますか?専門用語は多くないですか?振り返ってみましょうね。

「どこかで聞いた事があるような話ばかり。講師の経験した話が聞きたかった。」という内容であれば、セミナーのポイント意外の「ネタ」の内容の見直しをしなければなりません。セミナーに参加しているひとは、どこかの有名人や芸能人の話を聞きに来ているわけではないのです。どこかで聞いたことのある話は、もう聞いているので2回目・3回目では感動もありません。誰かからの受け売りはもうやめましょう。有名人の話よりも、あなたが経験した話で参加者が感動し、変化できるようになるといいと思いませんか?

 

いかがでしょうか。アンケート結果って、意外と侮れないでしょう。これまでに、アンケートを受け取らなかった・実施しなかったというひとは、これからは、アンケートをありがたく受け取ってください。ステップアップのヒントがたくさん詰まった「事後アンケート」です。

 

 

 

 

 

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