講師はセミナー当日、会場に着いてどんな準備をするのだろうか。

 

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「セミナー当日の準備」についてお伝えします。

 

どのくらい前に会場入りする?

せめて1時間前には、会場入りするつもりでいましょう。

なぜなら、

○ 会場の机・椅子の並びがイメージと違うかもしれない。

○ 当日、準備していたパワーポイントが上手く作動しないかもしれない。

○ ホワイトボードのペンのインクが切れているかもしれない。

○ 交通渋滞で、会場まで時間がかかるかもしれない。

○ 緊張をほぐす時間が必要になることもあるかもしれない。

○ マイクの音が悪いかもしれない。

○ 主催者との最終確認をする時間を確保する。

等々・・・やることはたくさんありますよ。

セミナーが始まってから、慌てないように準備や確認は必要です。

 

私の教師時代の話ですが・・・

私の研究授業があった5時間目のことです。(授業参観と研究授業は違います。)鹿児島県は、5時間目の前に掃除の時間があります。クラスの子供達と一緒に教室掃除をいつも以上に念入りにしたんです。たくさんの先生方が教室に来られるということもあって・・・・。もう教室はピッカピカです。笑

爽やかな気持ちが増した中、いざ5時間目の研究授業スタート~~!!

授業が始まって、今日の授業の「めあて」を書こうとしたら・・・(「めあて」とか懐かしいでしょう~。笑)

チョークがない・・・・・・1本も!!!  オーマイガー!!!!

いつもなら、チョークなんて黒板の下の受け皿的な所に数本、黒板の小さな引き出しに数本あるのに~~~!!!

この日のこの時間に限って、無い~~~!!!  スッキリきれいな黒板~。

確か。さっきの掃除の時間に、几帳面な女子が黒板掃除してた!!! きっと、チョークが小さくなってたから書きにくいだろうと気を利かせてどこかにしまって、新しいのを出すのを忘れてしまったんだろう。

 

この後、どうしたのかというと・・・(低学年の担任だったので)

「たくさんの先生方がいらっしゃってるから、チョークも恥ずかしがっているみたいだね~。(と言って探すフリ。無いのは知っているから)でも、大丈夫!みんなも、いつもと同じように頑張ってるんだから、チョークもきっと出て来てくれるよね~。」なんて言いながら、棚の奥にあるチョークの箱から白・赤・青のチョークを2本ずつ取り出しました。

この時間の分だけ、私が準備していた授業の指導の流れからオーバーしているのです。ということは、授業の終わりの時間をオーバーする事はできないので、どこかで時間を短縮しなければならない。とすぐに、計画変更をしなければならない状況になったわけです。

 

こんな日に限って~~~~!!!!という状況になって慌てないためにも、前日準備・当日準備は手を抜かないように念入りに行いましょうね。

 

 

 

 

 

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