こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。
今回は「構成の仕方」についてお伝えします。
初心者講師には、伝えたい内容は決まっているけど話の流れをどう作ったらいいのかわからない、もっと分かりやすく伝えるにはどうしたらいいのだろうか、という悩みがあります。
講師を始めて数年経った講師の方も同じように悩んでいる方もいらっしゃいます。初心者講師は、「今だからこそ、ここでしっかりと学びたい。」「これまで以上に伝わって欲しい。」「0からスタートしたい。」という思いが強く、学ぶことにとても意欲的です。
そもそも「構成」ってなにから考えればいいの?
自分のセミナー内容のポイントを紙に書きます。(付箋紙でもOKです。)
それをどのような順番で参加者に伝えると、より伝わりやすいのか、理解されやすいのかを考えます。順番って大事なんですよ。脳にスムーズに入りやすいと思う順番で考えていきます。
セミナーの「クライマックス」を例に考えてみましょう。
参加者に絶対に伝えたいポイントが「A」「B」「C」と3つあったとします。
「A」「B」「C」という順番と「B」「C」「A」の順番、あるいは「C」「A」「B」の順番というように、順番をいろいろと入れ替えて流れ全体を確認します。どの流れが参加者の思考の流れと一致しますか?自分が伝えたい順番の流れではありません。参加者に伝わる順番の流れです。
大切な事は、自分の目線ではなく、参加者の立場に立って考えることです。自分が組み立てた内容をもう一度見直して、本当にこれで伝わりやすいのかを参加者の目線で確認してくださいね。
はい。ここまででセミナーのポイントの流れの順番が決まりました。次は、そのポイントにくっつける「ネタ」や「雑談」を準備します。準備の仕方は、セミナーで場を楽しく盛り上げる、面白いネタの作り方で説明していますのでお読みください。
その時に、ポイントをがっちり伝えたら「ネタ」や「雑談」を取り入れて(ポイントに絡めた「ネタ」や「雑談」にしましょう。)少し話を緩めましょう。ポイントはしっかり強く伝えてください。なんてったって、セミナーの重要なポイントですから。
後は、考えていた「ゴール」と「スタート」の部分の内容を、今の「クライマックス」の前後にもってきます。
これで、あなたのセミナーの一通りの流れはできました。
「スタート」「クライマックス」「ゴール」のつなぎもなめらかになっているかどうかもチェックをしましょうね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ひろしまちあき
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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