時間厳守は当たり前。準備はしっかり行おう!
開始時刻、終了時刻はきちんと守りましょう。参加者が遅れて会場入りするかもしれませんが、待たずにスタートしてください。
もちろん、終了時刻もきちんと守りましょう。
ある講演会に参加した方からの話です。
案内では、講話が80分の予定でした。講話の後の20分が質疑応答という計画だったようです。
講話が始まって50分がすぎた頃、講師の様子がなんかおかしい・・・。話が出てこない・・・。いわゆるネタ切れ?
このように、時間配分を甘くみていると30分も早く話が終わり、あたふたとするんですよね。簡単に言えば、準備不足だったのです。
この場が講演会ではなく、参加者と一緒に1つのテーマを共有するようなディスカッションのようなセミナーであったら、きちんと80分の時間を十分に使うことができたのかもしれません。
次回もまた講演会に来てください。と言われるためには、やはり準備をしっかりしなくてはいけません。
準備というのは、パワーポイントや資料や道具の準備ではありません。
その時に話す内容の構成、話の内容(例え話や講師側からの質問)、時間の調整などたくさんのことがあります。
私が、教師として教壇に立っていた頃「時間厳守」は、徹底しました。早く終わる事のないように、終了時刻を越えないようにと、私に指導してくださる先生方にも言われ続けたことを覚えています。
準備段階で、時間設定をしよう
準備で、セミナーや講座、講演会の「構成」を立てると思います。構成の立て方が分からない方は、こちらをお読みください。
その「構成」を立てる時に、時間配分もしましょう。例えば、80分の時間を講話でいただいているとすれば・・・
「はじめ」・・・挨拶や内容の説明等について「25分」
「中」・・・セミナーや講座、講演会で大事なポイントを伝える「45分」
「終わり」・・まとめの話「10分」
としましょう。「中45分」という時間も細かく配分します。
ポイントが3つであれば「15分ずつ」4つであれば「10分から12分ずつ」としてもよいでしょう。
この時間配分は、あくまでも目安となる時間ですので、1分足りない、3分オーバーしていると神経質にならなくてもよいです。どこかで調整していきましょう。
ただ、前にも書いたような30分も早く終わるということが無いようにしたいです。先程の講演会の講師はきっと、「構成」や「時間配分」を組み立てていなかったのでしょうね。もっと準備に力を入れるべきでしたね。
質疑応答の時間に・・・
その講演会が参加者にとって「楽しかった」「学びになった」「取り入れることができそう」というような内容であれば、思い切って質疑応答の時間に入ってしまっても良いと思います。
が、ここで注意しておきたいのは、「楽しかった」「学びになった」「取り入れることができそう」と参加者が共感していた時の話だということです。
このように考えると、やっぱり参加者の立場に立った「構成」と「ネタの準備」「時間配分」は大切になってきますね。
参加者の皆さんに、
自分の話でその人のためになることをお届けできるのか
自分の話は専門用語ばかりを使っていないか
内容が難しすぎないか
誰もが知っているようなありふれたことを話しすぎていないか
例え話は的を得ているのか
長々と話し続けていないか
自分が参加している気持ちになって、講演会やセミナーの準備をしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
合同会社 コレミラベーシックサポート
代表 宏洲千秋
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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