あなたが、セミナーや講座をやろうと決断した時に、もう何の分野で、何を伝えたいのかという事がすでに決まっていると思います。「テーマ」は決まっていると仮定して、以下をお伝えします。
１ あなたのセミナーや講座の最後の「締めくくり」は、どんなもの？
セミナーや講座の構成を考える時に、大切なのは「ゴール（まとめ）」の仕方です。このゴール（まとめ）がしっかりしていると、参加者や受講者にとって大変ありがたいセミナー・講座というものになります。
ただ、セミナーや講座の流れに沿って道のりの通りに終わる、という方法が果たして良いゴール（まとめ）の仕方でしょうか。そのようなゴール（まとめ）のしかたは、ぼんやりとした印象を残してしまいます。ぼんやりとしてしまうと、参加者や受講者は、「結局、何が言いたいの？」と思考がストップしてしまうのです。思考がストップすると、行動もストップしてしまいます。
２ ゴール（まとめ）は「明確に」「具体的に」
「明確に」「具体的に」ということがないと、参加者や受講者には、セミナーの内容が伝わりにくいです。自分に置き換えて、想像し、「自分ならこのように行動する事ができる」というイメージが沸きにくいからです。
と言うことは、参加者や受講者の皆さんがイメージできるように、講師のあなたが、「明確に」「具体的に」お伝えすればよいのです。例えば･･･。
9月29日（金）に「熊本コレミラ ランチ会」を開催するのですが、この「熊本コレミラ」では、第一回目ということもあり、「これからの未来をどう生きる。」というテーマでお話させていただくことになりました。その後にランチ会、参加者で「これからの未来をどう生きる。」というテーマに沿って意見交換等を行います。
参加対象者は、これから起業を考えている方、もう起業されている方、自分の未来をしっかりと見つめたい方、それぞれ女性の方々です。そして、これからの自分の未来を輝くものにしたいと強く想っている方の参加を望んでいます。
ということは、このような方々が多く集まってくるということですよね。この方々は、「これからの自分の未来を輝くものにしたい」と望んでいるのです。では、どのようなゴール（まとめ）にするとよいのか、もうおわかりですよね。
自分の未来を輝くものにできるだけの「明確なもの」「具体的なもの」を提示するとよいのです。
３ ゴール（まとめ）の仕方に迷ったら･･･
ゴール（まとめ）をどのように「明確に」「具体的に」したらいいのか分からない･･･と悩んだ方は、自分のセミナーや講座を受けた後の参加者や受講者の理想としている姿がどのようなものなのかを考えましょう。
これは、セミナーや講座をやると決めた時点で、すでに把握していることだと思われます。参加者や受講者の視点に立って考えられた「テーマ」であれば、参加者や受講者の考える理想像が見えてきますね。それがなかなか難しいのよ。とお考えの方は、毎月、鹿児島市内で「セミナー・講座作り基本勉強会」を開催しておりますので、ぜひいらしてください。鹿児島県外の方でも、勉強会を承っておりますので、お気軽にご相談ください。お申し込み・ご相談はこちらからお願い致します。
これまでに、ゴール（まとめ）の仕方を意識していなかった方や、悩んでいた・迷っていた方は「原点にかえる」それだけで、ゴール（まとめ）の仕方が、これまでとは変わってくると思います。ゴール（まとめ）の仕方を少しくふうするだけで、参加者や受講者の満足度はぐんと上がります。
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宏洲千秋（ひろしまちあき）。
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