１ セミナーや講座・講演会に行くときって、単に「面白そう～。」で決めている？
１ セミナーや講座・講演会に行くときって、単に「面白そう～。」で決めている？私は、「この時間で自分がどのように、変わることができるのかな。」「こんな自分になりたいから、このセミナーに行きたい。」という想いや考えで決めています。楽しいだけでいいと思うセミナーや講演であれば、「今、ストレスが溜まっているから、大笑いして元気になりたい。」と思った時。ビジネス系ののセミナーだったら、今、自分に足りない知識を補いたい時。といった感じです。皆さんは、どのようにセミナー参加を決めていますか？
２ 講師側からすると･･･
「楽しかった～。」って言われると満足するのかな～。「楽しかった～。」と思ってもらうだけでいいということでは、講師としては、なかなか満足しない自分がいるはず。なぜかというと･･･。参加者のことを第一に考えているセミナーや講座・講演の活動をしている講師であれば、その参加者が自分のセミナーや講座・講演の後にどのように変化してほしいかということを考えているからです。だから、ただ楽しかったと思われるものは作りたくないはずなのです。「楽しかった」セミナーの後にも何かの想いが、講師にはあるはず。言われてみると、そうだ～！と思いますよね。
実は、参加者も同じ思いなんですよ。セミナー等に参加して、「自分の何かを変えたい！」「ここを変えたい!」という想いで参加しているんですよね。だからこそ、この参加者の気持ちに応えるようなセミナー・講座・講演をつくりましょうか！
３ どんな内容で勝負する？
あなたのセミナーや講座・講演の内容を振り返ってみましょう。系統でいえば何になりますか？
ビジネス？
癒し？
身体のケア？
美容関係？
これらのセミナーや講座・講演をした後の参加者の理想像はどのようなものですか？どんな姿になってほしい？どんな行動をとって欲しい？ここをしっかり明確にすることで、あなたのセミナーや講座・講演は、これまでとは一段と違うものになります。参加者のことを考えて、内容を確立していきましょう。
４ 内容が確立したら･･･
内容がきちんと定まったら、今度は「ゴール（まとめ）」の仕方を工夫します。「スタート（はじめ）」ではなく「ゴール（まとめ）」を先に決めるのです。このゴール（まとめ）の仕方はできる限り、参加者がとってほしいと思う行動に沿って作ってくださいね。
ゴール（まとめ）で、具体的行動の案をいくつか出すことによって、参加者は自分の頭の中で「あ。できるかも」「なるほどね。そういうことか。」と自分に落とし込んで想像します。そして、セミナー・講座・講演終了後に、本当に具体的に動く様になるのです。この時に、「あの○○さんのセミナーに行ったから、変わることができた。」「あの時の講演の話のおかげで、自分の行動に変化をつける事が出来て良い方向に進んでいる。」と確信することができるのです。
ゴール（まとめ）が決まったら、スタート（はじめ）、クライマックス（中）という順で構成していきましょう。
以上、参加者が「あの時の○○さんのおかげで･･･。」と思ってもらえると、あなたのセミナー・講座・講演が活かされているということになります。上に書いた事を意識すると、あなたのセミナーや講座・講演の内容を、参加者が活かせることができるセミナーや講座・講演を作ることができます。
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宏洲千秋（ひろしまちあき）。
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