1 緊張するのはどんなとき?どうなるの?
人は大切な場面で緊張します。
これまであなたが生きてきた中で緊張した場面を思い出してみましょう。
○ ピアノの発表会での自分の発表を待つ時間
○ 9回裏・ツーアウト満塁・1点差で負けている時のバッターボックスに立つ前
○ 人事採用試験・資格取得試験。面接の場面
○ 初めての人に会って話すとき
○ 大勢の人の前で話すとき
緊張とは、「心が張り詰めて身体がかたくなる状態のこと」をいいます。誰でも緊張します。
心や身体はどのような反応を示しているのでしょうか。
○ 心臓がドキドキして脈拍が上がる
○ 手のひらなどに汗をかく
○ 早口になる
○ 言葉が出てこなくなる
○ 呼吸が浅くなる
○ 声がふるえる
○ 手足がふるえる
○ トイレに行きたくなる
2 緊張をほぐすためによいこと
「極度の緊張を少しでもほぐすためによいとされていること」とはなんでしょうか。
一番にやって欲しいこと・・・
それは「準備を怠らないこと」です。
準備をしていれば、極度の緊張を味わうことはないです。準備といってもセミナー内容の確認だとか会場準備だとか参加者の対応というような準備ではありません。
準備をしっかり行っていれば、自信がつきます。自信がついたことで極度の緊張はしません。
セミナー・講演会開催当日にやってほしいこと・・・
○ 複式呼吸でゆっくりリズム良く呼吸する(深呼吸)
○ リラックスできる音楽を聴く
○ リラックスできる香りをかぐ
○ 両腕を肩から上に挙げて伸びをする
○ 人と話す
3 あまり緊張しなかったという事例
私が前職に就いていた時に、文部科学省指定の研究授業で授業者として教壇に立った事があります。全国あちらこちらから、教職員が私の授業を参観しに来られました。
1月の授業に向けていろいろと方向性についての準備を始めたのは一年前でした。新年度が始まって4月に私が授業者ということが決まり、そこから約9ヶ月の間に4回の校内研究授業を行いました。
授業の内容は、もちろんそれぞれに違います。がしかし、1月の授業に向けて4回の校内研究授業をし動画を撮り確認・反省をし次の授業に生かすという繰り返しを行いました。
普段の授業でも声だけを録音して話し方や質問の仕方などの再確認をしたこともありました。
そして、1月の文部科学省指定の授業の当日はどうだったかというと・・・
もちろん、緊張はしましたよ。確か緊張したのは、その授業開始の10分前まででした。
心地好い緊張感を味わっていました。なぜ心地好かったのでしょうか。「準備という名の練習」をきちんと行っていたからです。
あなたが行うセミナーや講演会に向けて1年前から準備という名の練習を始めなさいと言っている訳ではありませんよ。
セミナーや講演会をなめてはいけません。参加者は大切なお金と大切な時間を使って来てくださるのです。
せめて、動画に撮ったり録音したりして準備という名の練習を少なくても1回はして欲しいのです。
準備不足を解消するだけで、極度な緊張はなくなります。
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