こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。
今回は「伝わる話し方のコツ」についてお伝えします。
「伝えよう!」という思いが強すぎると空回りする
伝えたい、分かってほしいという講師の想いが強すぎると、残念ながらどんどん伝わりにくくなっていきます。あれもこれも、話したくなるのですよね~。気持ちは分かります。
次の例文を読んでみてくださいね。
A「私の会社の近所にあるカフェでは、最近店内で焼いたケーキの販売を始め、材料にこだわりがあり、健康志向の意識が高い方々から人気を得ており、連日のように売り切れ状態が続き、それが女性達の間で話題となり、今度テレビ局や雑誌の取材が入ることが決定しているそうです。」
B「私の会社の近所にあるカフェでは、最近店内で焼いたケーキの販売を始めました。材料にこだわりがあり、健康志向の意識が高い方々から人気を得ており、連日の様に売り切れ状態が続いております。それが女性達の間で話題となり、今度テレビ局や雑誌の取材が入ることが決定しているそうです。」
Aは、読んでみて分かると思いますが、文章の一文が長すぎます。
読んでいて疲れませんでしたか?読みながら「長い!」と言いたくなりませんでしたか?そして、こんなに長い文章は、最後まで読んでいる内に何のことを伝えたいか、読み手は分からなくなってしまいます。
Bは、文章の一文が適度な長さなので、すらすらと読みやすく、文章の内容はAもBも同じなのに、文章の意味もBの方が理解しやすいと思いませんでしたか?
「話し方」「書き方」も同じ
「話し方」も「書き方」も実は、同じようなことが言えます。上に挙げた例文は、書いていても疲れました。笑
あなたがセミナー開催の準備をする時に、セミナーの内容構成を考えますよね。話し方も同じです。
(構成って何?と思われた方は「構成」の仕方がわからないという初心者講師のあなたへをお読みください。)
その時に、話したいことを書き出してみると、自分の頭の中も整理する事ができて、すっきりまとめることができます。意識的に、文章の一文を短くすることが、相手に伝わりやすい話し方になります。
句点「。」で一文を短くした方が、「話し方」も「書き方」も自分が伝えたいことが相手に「伝わる」ということを忘れないでくださいね。
小学6年生の子どもが、理解できるような話し方が理想的です。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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宏洲千秋(ひろしまちあき)。
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