表情が豊かなセミナー講師は参加者から人気がある

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「表情の豊かさ」についてお伝えします。

初対面の人の印象は3秒で決まる!?

人の第一印象を決める要素と割合が出ていました。

「視覚(見た目)55%」「聴覚(声)38%」「言葉(話の内容)7%」だそうです。なんと「視覚(見た目)」が半分以上も占めています。

セミナーに参加して方々も、実はセミナーが始まる前から、講師のあなたのことを見ています。

例えば、セミナー内容が「弁護士による法律相談セミナー」だった場合、髪は金髪・耳にはジャラジャラのピアス、露出の多い服装・派手めなお化粧・ネイルだったとしたらどう思いますか?

申し訳ないけれど「この人、本当に大丈夫かな。本当に弁護士なの?」「騙されたかな。帰ろうかな。」という第一印象になりますよね。

その場に応じたしっかりした服装も大切ですが、講師の「表情」も大切です。

「しっかりした服装で好印象、セミナー内容も良かったけれど・・・表情が無くまるでロボットみたい。なんだか機械的で人間味がない。」

という講師もいっぱいいます。参加者の心を響かせるのは「表情」も大切なんですよね。

セミナー終了後のアンケートの講師についての欄に「表情が豊かで良かった。」「笑顔が素敵だった。」「優しい笑顔に安心感があった。」と書いてあったら、嬉しいですよね。

自分の100%を見てもらいたいと思うのであれば、120%の自分を出すことです。

なぜなら、私が教師の頃1年生の担任をしたときの話ですが・・・。

二学期にある運動会の「表現」(ダンス)を学年部の先生方と夏休みに練習していたときに(鹿児島県は10月に運動会があります)、子どもたちに100%で踊って欲しいときには、ダンスを教える側の私達教師が恥ずかしがらずに120%で踊ると、子どもたちが100%で踊ることができるようになる。と先輩先生から教えていただきました。自分がこうなって欲しいと思うプラス20%で相手に見せるということです。

表情も同じです。参加者に100%の笑顔を見て欲しいのであれば120%の笑顔を見せるといいのです。緊張もするでしょうから、120%が丁度、良い感じです。

表情が良い講師は、参加者とのコミュニケーションも取りやすくなります。表情が良く笑顔が素敵な人は、いつも硬い表情で眉間にしわがある人よりも親近感が増し、信頼度も上がります。

口角をきゅっと上げて、鏡の前で「表情」を作る練習をしましょう。どうしても表情を作るのが苦手ですという方は、日頃から鏡の前で「あ・い・う・え・お」とくちを大きく開けて5回ずつ言ってみましょう。顔の筋肉ががほぐれて柔らかくなり、よく動くようになります。試してみてくださいね。

 

表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ

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