セミナーや講演会などで、参加者の心を惹きつける話し方の工夫

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「惹きつける話し方の工夫」についてお伝えします。

どんな話に惹きつけられる?

これまでにいろんなセミナーや講演会に参加してきたと思いますが、どのような講師の話し方に惹きつけられましたか?いくら話の内容が良くても、ただ淡々と話しているでけでは、参加者の心を惹きつけることはできません。参加者の心を惹きつけている講師は、あることが上手いんです。

 

「間の取り方が上手い」講師は、参加者の心を惹きつける

私がこれまでに参加したセミナーや講演会で「惹きつけられた」話し方をしていた講師は、どなたも間の取り方がとても上手でした。具体的に、どのような間の取り方をしていたのかと言いますと・・・。

A講師の場合・・・

ご自身の幼少期の話をされたんです。そこで参加者達は、それぞれに情景を想像して聴いているわけです。話の中で、「夕焼けの空を、鳥が寝床に帰っていくのを見ながら・・・」と話された場面では、講師がゆっくり空を見上げるような仕草をして間を取ったのです。その会場にいた私達参加者も、空を見上げるようにゆっくり天井を見ました。

私は後方の席に座っていたのですが、参加者のほとんどが天井を見上げていたのがよく分かりました。会場にいた参加者のほとんどが、このA講師の話に惹きつけられていたということです。

B講師の場合・・・

パワーポイントを使用していましたが、パワーポイントに頼ってばかりではなく、そこから膨らませて話されていました。B講師も、とても間の取り方が上手くて、これから大切なポイントを話すという前には一呼吸置いてから話し始めていました。間があるので、参加者がスクリーンではなくB講師の方を見るんですよ。参加者の目線を一旦集めてから、大切なポイントを話し始めるということで、ここは大切という意識を参加者と共有しているんです。

 

自分のセミナーや講演会に「間の取り方」を取り入れよう

実際、間の取り方は難しいと思いますが、上に挙げたA講師、B講師が実際に行っていた間の取り方の2点は、自分のセミナーや講演会等で取り入ることができますね。次のセミナーや講演会で使ってみてください。

上手に間の取り入れられるようになると、きっと、これまでのセミナーや講演会の時とは違う反応が見られますよ。楽しみが増えましたね。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

宏洲千秋(ひろしまちあき)

 

 

 

 

 

 

 

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