「講師」というと、身構えてしまう方がいらっしゃいますが、私は、人に何かを教える、何かを伝える、人前で話すことは「講師」の仕事だと思っています。
上の写真は、5月に宮崎で「超初心者さんのためのブログ(アメブロ)スタート勉強会」を行った時のものです。この時は、4名のみなさんに「ブログのスタートの仕方」についてお話させていただきました。この時に、私が求められていたことは「ブログスタートの仕方を教えて欲しい。」ということだったので、超初心者さん用に資料を作り準備しました。もちろん、鹿児島から宮崎へ出張勉強会です。
私は普段は、「初心者講師」さんがセミナーや講座、講演会を開催したいけれど、どうしたらよいのかわからない。内容の構成を教えてほしい。実践を見ていろいろとアドバイスしてほしい。という声にお応えする勉強会や講座をしています。
このように、自分は何を求められて「講師」として参加者や受講者の前に立っているのかということを考えましょう。例えば・・・。
「自分に自信がもてるような話をしたい。」ということであれば、どうしたら自分に自信がもてるようになるのか、どんな話をしたら心に届くのか、ということを考えますね。それらをます、メモに箇条書きでいいので書き出します。そして、ベスト3までの話を膨らませます。
「人生設計は大切であることを伝えたい。」ということであれば、なぜ大切なのか、どんな例え話、経験した話をしたら分かりやすいのか、例を出しながら考えます。そして、その話を膨らませるのです。
「私は、セミナーや講座、講演会という場を通して、どんなことを伝えたいのか。」ということを考えると、内容がブレることはないですよね。内容の軸はしっかりもっていて、その「例え話」や「ネタになるような話」を参加者や受講者がどのような方々なのか(性別・年代・職業等々)に合わせて伝わりやすいように変えていけばよいのですよ。
内容の軸がしっかり決まったら、構成を立てていきます。構成の立て方について知りたい方はこちらをお読みください。
そして、「伝える」のではなく「伝わる」ように話すことに重点を置いてくださいね。
「伝える」は視点が自分。「伝わるように」は視点が相手です。「どんな例え話だと、相手にわかりやすく伝わるのか。」「どんな流れで話すと伝わり理解されるのか。」ということを具体的に考えることで、視点が自分ではなく相手になり「伝わる」話ができるようになるのです。
伝わると、共感してもらえますね。共感されると親近感、そして親近感から信頼されるようになるのです。実際に、自分が失敗した話や体験した話を盛り込むことができると、相手に伝わり「あ。私と一緒だ。」「その話、あるある~(^^)。」と共感されやすくなりますね。
目の前にいる方のことを大切に想い考えると、自分のセミナーや講座の在り方がわかります。そして、セミナーや講座の作り方も見えてきます。以下の3つのことを、自分に問いかけてみましょう。
○あなたは何を伝えるために「講師」になりましたか? なろうとしていますか?
私は、初心者講師の皆さんのために「セミナーや講座、講演会の作り方」を教師という経験を活かして伝えたいと思ったから、このお仕事を選びました。そして、これから「講師」を目指す方々、「講師」として活動しているけれどまだ納得できていない方々のお手伝いができたらと考えています。
○あなたは何を求められていますか?何を話して欲しいと思われているのでしょうか。
私は、セミナーや講座、講演会の作り方や準備の仕方等々を話してほしいと思われているので、このブログや理論講座、実践講座でお伝えしています。少しでもお役に立っているのであればありがたいです。また、これからどんどん「講師」としての自分の質を高めたい方へサポートをして欲しいという想いを受け取っております。今よりも講師の質が上がるよう全力でサポートいたします。
○その「伝えたい」と思った話は、目の前のみなさまに「伝わって」いますか?
私は、目の前の皆さまの視点に合わせて情報を発信しています。(伝わりにくい時には、おっしゃってくださいね。)
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
宏洲千秋。
表現が苦手な方のためのお客様に届く伝わる表現のコツ
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