こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいています。
今回は「セミナーの構成」についてお伝えします。
1 今の時代、誰でも講師になれるというけれど・・・
「明日、講師として皆さんの前でお話します!」という方はいないと思います。いくらなんでも、そのセミナーや講座や講演会の準備はしますよね。
先日、講師歴が10年以上もある方とお話させていただきました。その方は、私のこのブログを読んでいらっしゃる方でした。
「宏洲さんのブログに書いてある様な、「同じことを話せばいいですからね~。」という考えで、毎回同じ内容で話す講師がいるんですか?あり得ないことですよね。参加者は毎回違うから、求められていることも違うのに。」
「そうなんです。残念ですがいるんですよ、確かに。」
とお返事させていただきました。
本当に残念ですよね。こんな講師は、自己満足の為のセミナーや講座、講演会を行っている人です。全然参加者の事は考えていないのでしょう。
「今の時代は、誰でも講師になれる」といいますが、ここまで意識が低い講師がいるとは思わなかったです。本当に残念です。
2 せめてゴールはしっかり決めよう
「結局。何が言いたいのかわからない。」と参加者に言われないためにも「ゴールの明確化」は重要です。
「何をどうしてほしい」「どのような行動をしてほしい」というゴールが曖昧だと、セミナーや講座、講演会全体がぼんやりとします。参加者は、セミナーや講座、講演会の間は、ふむふむと思っていることもあるでしょう。初めから???と思っている人もいます。その参加者達が、あなたのセミナーや講座、講演会終了後に、「で。何をどうすればいいの?」「なんだか意味が分からなかった。」「来なければよかった。」と思わないためにも「ゴールの明確化」は重要になるわけです。
3 スタートを決める
「ゴールの明確化」ができたら、「スタートの設定」です。ゴールとスタートはリンクしていますか?
基本的に「スタート」が問いで「ゴール」はその答えになっているものです。単純に考えると「○○するには、どうしたらよいだろうか。」がスタートで、「○○するには、△△すればよい。」というのがゴールになるのです。
スタートは参加者の心をつかむのに重要です。ここで惹きつける内容の「ネタ」の準備もしておきましょうね。
もっと詳しく知りたい方はこちらをお読みください。「伝わるセミナーは、講師がしっかりと目的とゴールを決めている」
4 いよいよクライマックス
クライマックス=一番盛り上がる場面です。あなたのセミナーや講座、講演会で大切なポイントを話すところです。このクライマックスは、いくつかの枠に分かれています。大切なポイントが3つであれば、3つの枠、2つであれば2つの枠です。その枠ごとに、ポイントに関連した内容の「ネタ」を準備して話します。
このように、一つのセミナーや講座、講演会をいくつかの枠として考えると構成が立てられますね。後は「スタート」「クライマックス」「ゴール」と順番を組み替えるだけです。
興味がある方は「セミナーの構成で伝わり方に差ができる」もお読みください。
最後までお読みくださりありがとうございます。
宏洲千秋。
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