こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。
教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいています。
今回は「魅力的なセミナー・講座とは」についてお伝えします。
あくまでも、自分が行きたいと主体的に参加したセミナーのことです。興味は無いけれど、お友達に一緒に行こうと誘われたからとか、講師が知り合いだからお付き合いで参加したとかの話ではないです。
私が考える魅力的なセミナー・講座とは･･･。
「楽しい」＋「分かりやすい」＋「具体的な行動が分かる」＝「魅力的」
です。先日、鹿児島大学で「心理学」の講義を受けましたが、この講義がとても面白かった！
講義の始まりの時の教授の挨拶が面白くて･･･（笑）。見た目は、お堅い印象だったのですが（50代で体形はやせ形で、眼鏡を掛けていて白いシャツ）、この始まりの挨拶で、すっかり受講者の心を掴んだという雰囲気でした。「心理学」という私が興味を持っている分野だったので、ますます引き込まれていきました。
あなたが「本気で学びたい」「本気で変わりたい」と思って、セミナーや講座を受講したとしましょう。どのようなものが魅力的だと思われますか？
私は、教師だった頃、常に「自分の子ども達の担任は、こんな人だったらいいのにな。」の、「こんな人」を目指していました。例えば･･･子どものことを考えて個に応じた指導をしてくれる。子どもに向き合って話を聴いている。昼休みには、一緒に遊ぶ。授業の指導がしっかりしている。授業以外の指導もしっかりしてくれる。親には話せない子どもの話を聴いてほしい。保護者とも何気ない話から、真剣な相談事までできる。どんなことも一緒に楽しめる･･･等々、書いたらキリがありません。
それから、私が教師歴５年目くらいのこと。ある市町村の教育長と話をした時に「自分の子どもに接するように、学校の子ども達も大事に育てなさい。」という言葉をいただきました。この言葉も、今も深く心に刻まれています。
あなたがセミナーや講座を開くときに、まず自分が受講者の立場に立って「こんな内容だったらいいな。」「こんな雰囲気だったら、いいな。」「こんな風に分かりやすく学びたいな。」という理想を見つけ出してみてください。あなたのセミナーのテーマが決まった後に、一方的にどんどんと進んで行くような講義形式のものが魅力的で良いと思うのなら、それでやるのも良し。グループワークを積極的に取り入れられたものが良ければ、それでやる。たまに身体を動かす、紹介動画とかを観たい、発表の場を設ける･･･いろんな方法が見えてきます。このテーマの時はこの方法でというように、テーマ毎に方法を変えてみるのも良いでしょう。
私が考える魅力的なセミナー・講座は
「楽しい」＋「分かりやすい」＋「具体的な行動が分かる」＝「魅力的」
です。あなたの考える魅力的なセミナー・講座はどのようなものですか？一度、自分の中で整理してみると、より一層魅力的なセミナー・講座を開くことができるのかもしれません。
セミナー・講座の作り方に自信が無い方は、勉強会を開催しています。詳しくはこちらをお読みください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
宏洲千秋。
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