セミナー講師が話す時の視線はどこ?

1 「目は口ほどにものを言う」

目は口で離すのと同じくらい気持ちを相手に伝えることができる。ということわざです。

嘘をついている時は、相手の顔を見ることがつらくないですか?

高校生の頃、親に「参考書を買うからお金ちょうだい。」と言って、欲しかった洋服を買ったことがあります。嘘がばれるんじゃないかと思って、参考書の話になるとドキドキして、目を合わせられなかったことを思い出しました。(結局、ばれましたが・・・。)

というように、心の状態って目に出るんですよね。「目は心の鏡」ともいいますし・・・。

これから「あなたのセミナーで嘘がばれない方法」を書くわけではないです。そもそも、嘘をついてまでセミナーしても誰も何も得にはなりません。嘘やだましは絶対にやめましょう。

2 視線を送る意味は何?

まず、視線を送る意味を考えてみましょう。

○ 共感してほしい

○ 注目してほしい

○ 集中してほしい

○ 反応をみたい

○ 理解しているか確認したい

3 どのような気遣いで視線を送るといいか

次に、どのような気遣いが必要でしょうか。

○ 会場にいる参加者全員の顔を見る(全体を把握するように)

○ 目線だけではなく、きちんと顔を向けて見る

○ 常に真顔で視線を送ると威圧感があるので、笑顔で穏やかな表情で

○ どうしても視線を合わすことが苦手な人は、相手の目と目の間を見る(目が合っているような気になります)

4 どのような効果があるか

最後に、効果・メリットを考えましょう。

○ 親近感をもってもらえる

○ 参加者の表情を読み取ることができる

○ 参加者の理解度が確認できる

○ 会場全体の一体感が増す

○ 熱意や真剣さが伝わりやすい

○ 会場の雰囲気が良くなる

○ 信頼感を得ることができる

いかがでしょうか。

これまでは、恥ずかしがったり自信が無かったりして視線を合わせてこなかった人も、上に挙げた7つの効果・メリットがあると思えば、これからは、参加者に視線を送ろうという気持ちになったことでしょう。

どんなにあなたのセミナーの内容が良くても、話している間に一度も目が合わないと相手は「口では良いことを言っているけれど、本当は何を考えているのだろう。」「何かやましいことを考えているのでは。」「怪しい・・・」といろんな事を考えるようになり、あなたの話の内容なんて頭に入って来ず不信感でいっぱいになってしまいます。

参加者がそういう状態にならないためにも、視線を合わせて自信をもって想いを語ってくださいね。

 

 

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