講師がこれまで以上に「伝わる」セミナーを作る為にしていること

こんにちは。「セミナー作りアドバイザー」の宏洲千秋です。

教師という経験から得たことを生かして、講師として活躍したいあなたへいろんな視点からアドバイスさせていただいてます。

今回は「伝わるセミナー作り」についてお伝えします。

講師は、毎回セミナーが終了する度に「今回のセミナーは、参加者に理解されたかな。」「よく伝わっただろうか。」「参加者は、どんな変化を遂げてくれるのだろうか。」等、反省をしています。そして、その毎回の反省から次回のセミナーの内容を少しずつ変えていき、よりよいセミナーを作ろうと反省を活かして学んでいます。

毎回、同じ内容・同じ話のセミナーをするということは絶対に無い

間違った考えの講師がいます。「参加する人や場所が違うのだから、同じ話をすればいいだけ。」「どうせ、参加者にはバレないし、こっちも準備する手間が省ける。」というような残念な考えの講師がいます。本当の話です。

むしろ、参加者や場所が違うのだからこそ、話の内容に変化があるのではないでしょうか。例えば、参加者が30代の主婦という場合と40代のビジネスマンという場合、70代の地域の先輩方というのでは、セミナーのゴール(目的)は同じでも、話の内容が違ってきませんか?セミナー開催の準備をしないで本番を迎えると言うことは絶対に無い話です。

どんな準備をしているのか

まずは、セミナーに参加する人がどのような集まりなのか。どのような悩みがあって、どうなりたいと思っているのか。どんな事に興味をもっているのか。等、参加者を知ることから始めています。自分のセミナーに当てはめて考え、この参加者でこの場であれば、挨拶はこの話をしよう。大事なポイントと関連する「ネタ」はどれにしようかな。どのくらいの時間配分で語ろうかな。まとめはどのようにしようかな。質疑応答では、どんな質問でも受けられるように予想してみよう。と様々なことを考え抜いて、セミナーの構成を立てています。また、必要に応じて図書室へ行って学び直したり、ネットで検索して調べたりして自分の知識・理解を更に深めている講師もいます。参加者の事を想うならば、学びは必要ですよね。

「伝わる」セミナーを開催したいのであれば、絶対に欠かすことができないことは「参加者の事を知る」という事です。参加者の事を知ることで、あなたのセミナーに「求められていること」が見えてくるのです。「求められていること」は、集まる参加者で変わります。そこに気づき学ぶことで「伝わる」セミナーを作ることができるのです。

先にもお伝えしましたが、「毎回、同じ内容・同じ話のセミナーをするということは絶対にない!」ということです。

 

 

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