この時のセミナーの内容がすーっと心と頭に入っていく感じ・・・なんでだったんだろう・・・と、振り返ってみると・・・。「難しい言葉」を遣っていなかったという事がわかりました。このセミナーには、バリバリに起業されている方がお一人様。後は、起業して1年未満、もしくはこれから起業を考えているという方ばかりだったのです。
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1 参加者や受講者のことを考えて話す
難しい話を難しく話すのは、誰にだってできることです。難しいと思われる話を、どれだけ易しく、簡単に、わかりやすく話す事ができるのか。これができれば、相手のことをきちんと思いやってセミナー・講座を作っていると考えられます。
専門用語は遣わない。省略した言葉は遣わない。無理な英語の単語を交ぜて話さない。ということは、意識しておきましょう。だいたい中学生が理解できるくらいの言葉であれば伝わると考えておいてください。
2 例え話や具体例をたくさん準備する
ここは、理解するのに時間がかかるだろうな・・・と、思われるポイントがあったとします。でも、簡単に説明することが難しいという場合には、例え話や具体例を使って、参加者や受講者の理解を深める手立てを行いましょう。
そして、各ポイント毎に「ここまでは、理解できましたか?」「ここまでで、何か質問は無いですか?」と参加者や受講者が理解しているかを確認しながら、進めていきましょう。でも、わからないのに、「分かりません」と言えない方が中にはいらっしゃいますので、参加者や受講者の表情を見ながら話をしてください。この話は難しかったかな。と感じた時には、大事なポイントを繰り返し伝えたり、例え話を増やしたりしましょう。
3 話すスピードに気をつける
早口でペラペラペラペラ~~と話されると、何を言っているのかわからなくなります。それが、今初めて聞く話だとするとゆっくり理解しようとしているのに、早口の説明だと話を聞くだけで精一杯になってしまい、理解されにくいのです。
実際に、自分が高校時代の時の物理や化学の授業、数学の授業で、教科担任の話し方が早口だった場合、理解に苦しんだという経験はないでしょうか。また、英語もしっかり聞き取れないのに、フランス語やドイツ語で早口で話しかけられたら「え!え!何?なんて言ってるの?」と思いますよね。私の場合は、ゆっくり英語で話しかけられても、たぶんテンパります。笑。
以上、3つのことに気を付けてセミナーや講座、講演で話されてくださいね。きっと、参加者・受講者の表情がいままでとは違った物になりますよ。こちらに人前に立ったときに「伝わる」話し方のコツを詳しく書いていますので、興味のある方は、クリックしてくださいね。
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宏洲千秋(ひろしまちあき)
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